「冨田貴史さんオンラインお話会」

大阪中津にある冨貴工房代表

冨田貴史さんのお話会を

オンラインで開催します。

冨田さんといえば「暦の人」という

イメージが強い方も

いらっしゃるかもしれませんが

原発、核、エネルギーに関する活動や旅も

ライフワークとして20年以上

続けてこられています。

今回は、

それらをテーマにした

お話会となります。

少しさかのぼりますが、

私が初めて冨田さんのことを知ったのは

今から12年ほど前に

銀色夏生さんと冨田さんとの対談本を

読んだことがきっかけでした。

その本を読んで

すごく感じるものがあった私は、

数か月後に東京で開催された

お二人のトークショーのチケットも入手し、

足を運びました。

大井町のきゅりあん大ホールで（たしか）

おこなわれたそのトークショーは、

銀色さんが主催なだけに

ちょっぴり風変わりな進行ではありましたが、

話の内容云々よりも

ステージに立つお二人のたたずまいや、

お二人から発露されるものに、

（強いていうなら「ウソのなさ」に）

大いに感銘を受けて帰ってきたことだけは

覚えています。

そしてあれから約10年、

暦のお話会を通して

冨田さんに再度、

今度は石川の地で

お目にかかることとなったわけです。

今回のお話会ですが、

当初はテーマを原発に絞ることに

私の中で若干の抵抗がありました。

原発をテーマとしたお話会と聞くと

そもそもが何らかの主義や主張、

正義といったものが前提になっている印象を

多くの方が抱いてしまって、

話を聞く前からリジェクトされる可能性が

あるのではないかと思ったからです。

それは、避けたい。

だから、そうならないように

原発というワードを前面には出さず

ぼやかして告知しようと思っていました。

それが、

徐々にその当初の抵抗がなくなり

潔く原発を切り口にしたお話会で

お願いさせていただくことにしたのは、

あらかじめ富田さんが送ってくれた資料に

目を通すなかで、

原発や核といったものに関して

私たちがあまりにも知らないことや

知らされていないことが多く、

単純にそれらを真っ向から

知る機会やシェアする機会を

作れたらなと思ったことと、

もうひとつは

冨田さんがずっと抱き続けている

この世界に対する「祈り」が

ちょっとハッとするくらい

綺麗ごとや絵空事ではないものとして

心に入ってきたからです。

そのくらい

真剣で、地に足がついた

地球規模の祈り…

という、日常でそう頻繁には

出くわさないものに対面したときの、

武者震いする感じがありました。

原子力も、核も、

ある種とてもデリケートというか

様々な感情や周波数をまといやすい

問題でありながらも、

それをすべて包容、包括し

決して分断に足元をすくわれずに

一貫した視座から

対話し、伝え、問うことができる。

何年も、何十年も、ずっと。

冨田さんの

その内なる声への応えかた、

まなざしの先にあるもの、

私は

そこにも興味をひかれるのです。

おそらくは

原発をテーマにしながらも

そのテーマの枠を超えて

各々自分が抱えているものにあてはめ

何かを持ち帰ることができる、

そんなお話会になったらいいですし

なるのではないかと思っています。

会場ですが、

kurinomaはWi-Fi環境が整っていないので、

鶴来の「カフェたけだ」さんを

お借りすることにしました。

（参加者の方は、各々ワンドリンクオーダーをお願いします）

参加者で集まり、

パソコンを囲んで

冨田さんと繋がる予定です。

お話会の後半に

冨田さんとのQ&Aタイムを設けるので、

冨田さんに質問したいことがある方は

テーマに関係なくぜひお寄せください。

kurinomaの2025年初の活動となる

「いのちにつながるお話会」、

ご参加をお待ちしております！

＜冨田貴史＞

1976年千葉生まれ。大阪中津にて味噌作りや草木染めを中心とした手仕事の作業所（冨貴工房）を営む。ソニーミュージック～専門学校講師を経て、各地で和暦、食養生、手しごとなどをテーマにしたワークショップを開催。著書『春夏秋冬　土用で暮らす』（2016年/主婦と生活社・共著）『いのちとみそ』（2018年 / 冨貴書房）『ウランとみそ汁』（2019年/同）、『暦のススメ』（2022年/同）、「未来につなげるしおの道」（2023年/同）など

◎冨田貴史オフィシャルサイト→☆

◎カフェたけだ→☆

日時：1月12日（日）13:30～16:00

参加費：2,200円～4,400円

※参加費に幅を持たせている理由は、当日お話します

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