「日本のこよみと季節の養生」お話会

冨貴工房の冨田貴史さんを

お迎えしてお話を聴く

「こよみの会」のご案内です。


石川県では

有志の方々の助力もあって

過去に2回開催されており、


このたび3回目の会場が

ご縁あってkurinomaと相成りました。


冨田さんが

毎回その時の暦に合わせたテーマで

お話してくださいます。


今回のテーマは

「冬に精をたくわえる 体の温め方と食べ方ガイド」。


お話の内容はもちろん

冨田さんの存在や佇まい、

スタッフの方々の心遣い等

本当に素晴らしい会なので、


平日の日中ではありますが、

ご都合つく方は是非

ご参加いただければと思います。


以下、冨田貴史さんより

メッセージです。


10月28日は秋の土用の九日目です。
土用は季節の最後の約十八日間にあたります。
このタイミングで「冬の過ごし方」を一緒に学んでみませんか?

日本には「名残り」と「兆し」という言葉があります。
秋の終わりと冬の始まりは、この名残りと兆しが入り交じる時期です。
秋の養生に意識を向けながら、冬の養生を立ち上げていく。
そんなことに意識をフォーカスする時間に出来たらと思います。


冬は、一日の中で言うと「夜」。

夜は、体を温めて、くつろがせて、休ませる時。

その目的は、ひらたくいえば、次の日に健やかに動けるように充電をすること。

来年の元気な自分をつくるエネルギーを蓄える時です。


腸内環境も、ぬか漬けや、漬物や、潤いのある煮物や炊いたものなどで整えて温める時。

体の中のも暮らしの中も、きれいにしながらくつろぎたいですね。


現代は、パソコンやスマホの影響で四六時中仕事ができるようになりました。

その影響で、仕事をする時間と休む時間のメリハリを付けられず不眠や自律神経失調なども起こりやすくなっています。


夜はしっかり横になる。

冬はしっかり蓄える。

そうすることで、元気な春を迎えられます。


昼に動き、夜に休むように、初夏に動ける体を作っていきましょう。


食べ物だけでなく、食べ方を。

食べ方だけでなく、暮らし方を。


ディスプレイから離れて皆で語り合える時間にぜひご参加ください。


ー冨田貴史


1976年千葉生まれ。兵庫在住。大阪中津にて味噌作りや草木染めを中心とした手仕事の作業所(冨貴工房)を営む。ソニーミュージック~専門学校講師を経て、各地で和暦、食養生、手しごとなどをテーマにしたワークショップを開催。著書『春夏秋冬 土用で暮らす』(2016年/主婦と生活社・共著)『いのちとみそ』(2018年 / 冨貴書房)『ウランとみそ汁』(2019年/同)、『暦のススメ』(2022年/同)、「未来につなげるしおの道」(2023年/同)など

冨貴工房→


日時:10月28日(月)13:30~16:30

参加費:2,000円 + ドネーション

講師:冨田貴史(とみた たかふみ)

※参加ご希望の方はこちらの申込フォームからお申し込みください→



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